子供の熱中症対策とペットボトル症候群

寝ている子供

子供は大人に比べて血液量の絶対量が少ないので、暑さによる体内の水分不足による血液不足問題が大人より深刻なものとなります。

結果、熱中症になりやすくなるそうですが、対策としては水分補給が良いということは、既に認知されていて十分な気配りもされているようです。

しかし、ペットボトル症候群については、まだまだ認識不足のようで、知らない人が過半数を超えるのも事実。

「ペットボトル症候群」とは、糖分を含むスポーツドリンクや清涼飲料水などを大量に飲み続けることで起こる急性の糖尿病のことです。

水分補給は熱中症の予防や対策として必要なのですが、飲む飲料の種類が問題です。

どんな飲物でもなるわけではない

糖分の高い飲料は逆に体調不良を引き起こす可能性がある典型的な一例となります。

ただでさえ暑い時に失われるビタミンBとビタミンCですが、糖分を分解し消化するためにはこれらが必要となりますので、体内にはビタミン不足の状態になり、夏バテ対策には不可欠な栄養素が足りなくなるのです。

すると、より夏バテ熱中症になりやすいという悪循環が生まれるという訳です。

更に、冷たい飲み物ばかり飲んでいると、胃腸を冷やす原因にもなります

これも食欲減退など悪循環のひとつとなるので、注意しましょう。

また、子供がぐったりしはじめたら、こまめに声をかけてあげ、返事がなくなったら意識障害の可能性があるので、救急車を呼ぶなど細心の注意が必要ですね?