暑くなるとビールが美味しくなる季節ですね?
でも、ビールは利尿作用が強い飲み物です。
ビールを1リットル飲むと、1.1Lのおしっことして体内から水分が出ていきます。
飲んだ量よりもたくさんの量が身体から出て行ってしまいます!
何を飲めばいいのか?
熱中症や夏ばて対策には水分補給とよく聞くと思いますが、ビールをたくさん飲んでも水分補給にはならないことが、これでお分かりになったと思います。
熱中症予防として、どんなものが良いかという観点での飲み物としては、麦酒は最悪の飲み物ということになります。
ビールは飲めば飲むほど体の水分が無くなっていくようなものですね?
では、逆に水分補給に最適な飲み物はなんでしょうか?
コーヒーやお茶にも利尿作用がある場合があり、水分不足となりやすくなる時があるので、注意が必要です。
身体が脱水症状を起こさないように吸収されやすいものがいいかな?って考えませんか?
でも大抵の場合、こまめに水を少しずつ飲めば大丈夫だそうです。
水が一番安心なんだとか…、本当に意外でした。
こまめに飲め、とは30分毎。少しずつとは、100~150cc程度。
しょっちゅうチビチビ飲まないといけない感じですね。
ところで、スポーツ健康飲料とか呼ばれているスポーツドリンクなんかが、イメージ的には水分補給用的な気がしますよね?
確かにスポーツドリンクには熱中症予防のための成分も含まれていますが、炭水化物(=糖類)もたっぷりと含まれています。
ここでは分かりやすくグラムをそのまま砂糖の量として考えてみてください。
100ミリリットル中、5グラム含有とすると、500ミリリットルのペットボトル1本で25gの砂糖です。
ティースプーン1杯で約5gとされるので、砂糖を5杯入れて水を飲んでいるようなものです。
これでは熱中症は防げるかもしれませんが、夏太りが心配になってきます。