夏バテと熱中症が起こる原因に共通する点は”暑さ“です。
人間には暑さ(だけではなく、ハードワークやストレスなどの「負荷」)に対抗して体調を保つようにしている自律神経というものを持っています。
自律神経の働きとは?
暑い時に汗をかいて体温を下げる調整機能を働かせたりするのは、この自律神経系のはたらきによるもので、うまく体調のバランスをとっています。
体温のほかにも、水分と塩分(電解質)濃度のバランスや、血圧、心拍数のコントロールも担っています。
しかし、身体にかかる負荷が大きすぎる場合、バランスが取りきれなくなってしまうことがあります。
これが熱中症と夏ばてを起こす共通する大きな2項目とも言えるでしょう。
では、具体的な対策はどうすればいいのか?
まずは、睡眠不足は大敵です。
睡眠は身体にたまった疲労を回復させるのには絶対必要なものです。
眠れないときは、上手にエアコンを使うことも必要です。
睡眠中は体温が低下するので、設定温度はあまり低くせずに28℃くらいに設定しましょう。
冷風など身体に直接あたるのは避けないと、体温を保つために身体は動き続ける事になり休めず、疲労回復など望めないのです。
そして夏の夜の、あの寝苦しさは温度より湿度です。
エアコンのドライ運転などを活用し、高湿度にならないように気をつけます。
そして、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。
サプリメントを活用するのであれば、たんぱく質とビタミンB群、それにビタミンCが必要です。
あとは、適切な水分補給を忘れずに。