夏バテというのは自律神経調節機能が低下して、食欲が無くなることや、体調がすぐれない（なんとなくいつも疲れる）など、身体に不調が現れる症状を総称して「夏バテ」と言っています。
原因として、暑くなってきて、冷たい飲み物ばかり飲んでいたり、エアコンのよく効いた部屋に長時間いて、身体の冷えに気付かずに更に冷たい飲料を飲んでいたり…。
その結果、食欲も無くなって必要な栄養素（特にビタミンＢ群やタンパク質）が不足し、自律神経のバランスを崩し、夏バテとなります。
胃腸の調子も悪く、下痢になる人も多いようです。
明日まですぐに回復したい！
さすがに明日まで、という訳にはいかないのですが不足している栄養素を積極的に取り込むのが良いようで、ビタミンB群（特にビタミンB１は不足すると言われます）を含む食材を選んで食べるのが近道と言えます。
ビタミンBは、豚肉、魚介類、豆類に多く含まれます。
これらを意識して摂るようにしたいのですが、夏バテ予防に良いメニューだからと言って、いきなり焼き肉をお腹一杯食べるというのは考えものです。
既に夏バテになっている人は胃腸の調子も下がり気味なのに、焼き肉ではせっかくの栄養素も消化・吸収しにくいのです。
そして同じものばかり食べ続けるのも栄養素が偏り良くないので、主菜や副菜は毎日なるべく違ったものを選んで、一食一品づつ摂れるように意識するのがベターです。