夏ばてに似た症状なんですが、いつもの夏バテだと思ってほおっておくと危険な状態になってしまう場合があります。
慢性疲労症候群((クローニック・ファティーグ・シンドローム/CFS)といい、特徴が疲労感、微熱、うつ状態というもので、もしかしたら夏バテしたかな?と勘違いしてしまいがちなものです。
原因は不明な疾患ですが、疲労感(全身の倦怠感)や微熱、咽頭痛、リンパ節が腫れあがる、頭痛、関節痛、気がめいる、などが長期(半年)にわたって続くことが特徴と言われます。
どれだけ危険なのか?
危険と言っても死に至ることはないとされているのですが、日常生活に支障をきたす疲労感が長期に持続する場合もあるので、場合によっては夏バテより厄介とも言えますね?
夏バテも倦怠感や頭痛などが症状としてありますが、ボーっとしたり、食欲不振、下痢や便秘、発熱やめまいを伴うこともあります。
改善と予防には基本的なことですが、十分な休息と栄養の補給を行い、身体を休める事が一番大切なことです。
ビタミンと、タンパク質が不足しないように様々な食品をバランスよく摂ることが肝心です。
できれば冷たい飲み物より温かいお茶を飲むほうが身体の冷えを増長させないので、予防には効果的なのですが・・・。